47歳主婦のむかつく絵日記

まちこのリアルな日々

バレーボール

夫の家に


初めて挨拶に行った日を思い出した


食事の後


TVでバレーボール観戦をした


おかあさんが、応援に熱が入り


「それー!いけー!」


と大きな声を出した


一瞬静まり


次の瞬間、みんな笑った


「こういう家です」


夫は照れながら言った



明るい家だった


長男の夫には、子どもができず


夫の妹には男の子2人ができた


おかあさんは


孫にかかりきりで楽しそうだった


田舎出身のおとうさんは


内孫がほしいと言った


わたしの年齢が上がるにつれ


自然と言わなくなった


今なんとなく


暗さと寂しさが漂う夫の家


あの家から


明るさを奪ってしまったのは私


出ていった方がいいのかもしれない




太ももにはさまれた龍馬

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